平成23年11月9日水曜日
曇りのち雨
8時45分に羽田空港到着。
本日は、千葉県議会県土整備常任委員会の県外視察。
委員長として初めての県外視察であり、並み居る先輩議員を前にして役割をこなせるかどうか実に不安あり。
11時30分に熊本空港に到着して、空港にて昼食の後、早速視察会場へ。
バス移動して最初に訪問したのは熊本県の永尾海岸(えいのうかいがん)。
ここは多く台風の通り道となる地区であり、高潮や波浪、海岸浸食にされされている。過去にも高潮災害により多数の犠牲者も出しているため、入念な護岸整備が必要とのこと。熊本県職員の説明を受けた後、現場を視察。
次に向かうのは三角西港。
明治時代に国費を投じて作られた日本最古の近代港湾。
100年の歳月を過ぎた現在でも当時の石積埠頭が無傷のまま残っているという貴重な土木遺産をじっくりと見て廻った。
驚いたのは、この三角西港を設計したオランダ人水理工師ムルデルは、流山市も隣接する日本最長の運河である利根運河を設計したムルデル氏と同人物であるということ。それを聞いてとても親近感を感じた。
17時に視察終了。
熊本に宿泊。
何とか無事に一日を終えることができた。
写真は三角西港にて。景色が美しいのはもちろんであるが注目は足元の立派な石畳である。