平成20年10月10日金曜日
晴れ。
午前中は南流山にて市内の方とお会いする。
いくつかの地元要望を承る。地域のスポーツイベントに関して企画を聞かせていただく。
午後からは、流山市内を2軒廻る。
夕方に帰宅して自由な時間を過ごす。発売された文藝春秋を読む。
それにしても、毎日株価が最安値を更新している。
生命保険会社倒産のニュースも入る。
正直、不安であり暗澹たる気持ちになる。
流山市に関連する千葉県政も不景気と無関係ではない。
分かりやすい例は区画整理。
流山市では、運動公園周辺地区(セントラルパーク駅周辺)と木地区(南流山の南)という2つの区画整理を千葉県が施行。
そもそも区画整理は土地が値上がりすることを前提にしている。
例えば減歩(げんぶ)といって、地権者には40%相当の面積の土地を手放してもらっている。もちろん先祖代々からの土地をただ手放すということはない。道路などのインフラが整備され、街並みが整うことにより、地価が上がること、すなわち面積が減っても財産の金額は変わらない、または増えるということを前提として進めている。
またこの地権者の減歩分の一部を保留地(ほりゅうち)として、外部の人に売ることにより工事のための資金を得ていく。
以上のことから、地価下落(すなわち不景気)は区画整理事業に大きな影を落とすことになるのである。協力をしてくれた地権者は不満を持ち、資金はショートすることになる。
だから景況に対して注視を続けている。
おしまい。