人気ブログランキング | 話題のタグを見る

平成28年を振り返って

平成28年も精一杯の活動をしました。公私ともに「やりたいこと」「やらなければならないこと」がとても多く、平成19年の初当選以来で最も慌ただしく、忙しい一年であった。

<議会活動>
今年は2月、6月、12月定例県議会にて登壇を果たした。項目は以下のとおり。

1. 2月定例県議会 予算委員会にて質疑
①(仮称)三郷流山橋の進捗状況について
②流山セントラルパーク駅周辺のまちづくりについて
③児童虐待を受けた子ども等への自立支援について

2. 6月定例県会議 一般質問
①TXの東京駅延伸、8輌化・増便について
②柏特別支援学校の老朽化・過密化対策ついて
③県立市野谷の森公園について

3. 12月定例県議会 一般質問
①(仮称)三郷流山橋の進捗状況について
②流山市木地区のまちづくりについて
③不妊治療への助成について

私のライフワークであり、平成19年の初当選後数えて16回目の訴えとなる(仮称)三郷流山橋であるが、流山市分の用地買収が順調であり、ようやく12月から整地工事に入った。ビックプロジェクトゆえ課題は山積みであるが、とにかく一日も早い完成を目指すべく、引き続き議場内外での活動を続けてまいりたい。


4. 「千葉県子どもを虐待から守る条例」の制定
平成27年度の千葉県における児童虐待相談対応件数は6,669件。全都道府県中で4番目の多さである。
このような情けない状況を打開するため、昨年(平成27年)6月に千葉県議会自由民主党内に「児童虐待防止対策プロジェクトチーム(PT)」が設置され、座長に浦安市選出の内田悦嗣県議そして副座長に私武田が就任した。
昨年は県内児童相談所や児童養護施設などを視てまわり、三重県庁、名古屋県庁などにも出向いたPTであるが、今年も引き続き活発に活動した。
まず2月には静岡市里親家庭支援センター、大阪市子ども相談センターそして大阪府庁を訪問しての調査研究、以降たびたび会議を重ねたのち、7月には千葉県児童福祉施設協議会と千葉県里親会との意見交換をした。続く8月には、やはり千葉県独自の虐待防止条例を作ろうという方針を決定して、条例制定に向けた取りまとめを開始。10月に条例原案作成、10月終わりからパブリックコメントとして意見聴取、その結果を受けて若干の訂正を施し、12月定例県議会に「千葉県子どもを虐待から守る条例案」として上程した。

12月1日の提案理由説明を私が務めて12月20日の議会最終日にて賛成多数(反対会派は「市民ネット・社民・無所属」)で承認可決した。PTの活動が条例という言わば目に見える形として結実したことが嬉しい。
条例制定は全国7番目。条例の特徴を端的に言うならば、行政機関の連携を密にして、虐待の早期発見を図ろうとすることである。

もちろん条例が出来たからといって状況がたちどころに改善されるわけではないが、この条例を言わば「後ろ盾」にて、千葉県内児童相談所の人員増や設備改修など児童虐待防止施策の追伸を県執行部に訴えてまいりたい。「全ての子どもたちを虐待から守る千葉県」実現のために、引き続きの活動を続けていくことをお約束する。


<政党活動>
7月参議院選挙に関して自由民主党流山市支部支部長として選挙応援をした。後述する家族イベントと時期的に重なったため体力的にとてもしんどかったが良い結果となって一安心。

ちば自民党青年部長として、青年局長である臼井正一県議を支えるべく様々な活動に従事した。自由民主党本部における研修会や会議に全て出席し、また8月に開催された台湾研修にも参加して、蔡英文総統にお会いした。青年局活動を通じて全国に友人同志ができることを有意義かつ楽しく感じている。

自由民主党流山市支部支部長として支部運営を主導した。いろいろな難題があり、とても苦しい思いをした。成果の無い駆け引きにほとほと嫌気がさした時期もある。いつかこの苦労が報われることを切に願う。これからも向う傷を恐れずに、信念をもって支部発展のために活動してまいりたい。

<地元流山にて>
常に30を超える陳情・要望事項を承っている。相談しやすい雰囲気をつくることを心掛けている。そして意に沿える結果が出るように最善を尽くすことを肝に銘じている。

今年もお招きを受けた地元行事のほぼ全てに出席をさせていただいた。そして多くの方と触れ合い、語らい、談じ合った。私の失言がもとで疎遠になった方も少なからず、もちろん新しい出会いも多数。反省は毎日でした。しかし引き続き「持論」を訴えていきます。

「正光会(せいこうかい)たけだ正光を支援する経済人の会」や「下総走武会」などの後援会組織も恒例行事がすっかりと定着してきた。了解とも手堅く会員増が図られている。役員をはじめメンバーの皆様のおかげです。新たな地区後援会設立に向けた動きも出始めている。本当に有難いことです。

<私生活 家族と趣味>
まず何より7月に第二子となる娘が誕生した。無条件に可愛い。
息子は幼稚園入園して現在4歳であり、あれこれ語りかけてくる。これまたとにかく可愛い。47歳で4歳と0歳の子供を持つことに不安がないと言えば嘘になるが、とにかく精一杯の愛情を注いて育ててまいりたい。妻には只々感謝。

趣味である読書は例年通り淡々とこなしている。新書を中心によく読んだ。久しぶりに読んだミステリー小説「罪の声」は秀逸であった。

映画は映画館で8本鑑賞。「永い言い訳」に泣いて心洗われた。「シン・ゴジラ」は楽しかったが、特段のものは感じなかった。「君の名は」は最後の最後で食旨が伸びなかった。

iPodを常備しており、時間があれば音楽鑑賞している。古いけれど旧くならないロックをよく聴いた。


最後に
いろいろありすぎる一年であった。疲れたし、悔しい思いも沢山したが、喜びも多く、楽しく充実しすぎた一年であった。ただし平成29年はもう少し落ち着いた一年にしたいと思う。

来年4月で県議会議員になって10年です。多くの皆様のおかげです。
これからも初心を忘れずに粉骨砕身働いてまいります。

一年間大変お世話になりました。平成29年も何卒よろしくお願い申し上げます。

平成28年12月31日
千葉県議会議員 武田正光  
by takeda-hashiru | 2016-12-31 15:14 | Comments(0)
<< 平成29年元旦 毎年恒例の忘年会 >>